先に述べた証券や金融資産に対する投資(Paper Assets)に対して、不動産や企業経営に対する投資などを総称して英語では、Non−Paper Assetsと呼ばれます。欧米では、証券に対する投資と同じく、不動産投資などの投資も活発に行われているのですが、日本では証券に対する投資に対して、こうした投資はより一般の方には縁遠いものと思われているようです。その理由として、不動産投資が証券などに対する投資よりリスクが大きいと思われがちであること、不動産の管理が面倒と思われがちであること、そもそも不動産投資のことがよくわからないといった理由が挙げられるでしょう。
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しかし不動産投資は、その方法によっては小さなリスクで大きなリターンを目論むこともでき、また低利用の自分の不動産を活用した投資も行うことができます。アメリカでは、個人で不動産を貸したり、あるいは自営業としてある程度大きくした事業そのものを売却することも頻繁に行われており、Non−Paper Assetsは誰にとっても身近なものなのです。日本でも商売をする権利などを販売することは古くから行われています。例えば、1970年代前後には、公設市場のなかである商売をする権利を買い、その店の商売を軌道に乗せて、その権利を売るブローカー的な商売を行う人がたくさんいました。これもひとつの投資の行為といえるでしょう。
■ワンポイントアドバイス
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そして現在でも様々に形は変わってもわが国でも不動産投資や事業への投資は行われているのです。証券に対する投資に、こうした不動産への投資などを加えることにより、よりリスクを分散する分散投資が可能になります。将来のリターンを大きくする可能性も高まるでしょう。日本でも、自分の持つ低利用地にアパートやマンションを建てて土地活用を行う不動産投資などは比較的頻繁に行われています。また不動産関連の広告を見れば、収益ビルといった名目で不動産投資のための物件も数多く販売されています。
【証券,不動産投資,分散投資】
「証券以外に不動産などへの投資も知っておこう」